佐藤倒してファイナル進出-ビー・タイト

2006年10月21日23時03分
佐藤倒してファイナル進出-ビー・タイト

 A級ボクサーによる4回戦賞金トーナメント、第3回ビータイトは10月21日セミ・ファイナルを迎えた。注目のミドル級は元王者の保住直孝(ヨネクラ)が木村文人(新日本木村)を3-0の判定に下して決勝進出。別ブロックは佐藤幸治(帝拳)が鮎沢雅夫(新日本カスガ)を初回でストップしてKO賞金30万円を手にファイナリストに名乗りをあげた。

 保住は拳を高く上げ、その左を前に突き出す独特のフォームで木村を迎えた。この構えに木村はなかなか踏み込めないでいると、保住が一気に距離をつめてボディーを中心としたフック連打でポイントを重ねる。時折、カウンターを許しはするものの、メリハリの効いた攻防で堅実なゲームメイク。ベテランのうまさを見せて勝利を収めた。
 一方の佐藤は、12勝全KO(8敗2分)の鮎沢の先制を許したが、シャープなジャブを軸に多彩なコンビネーションで鮎沢を圧倒してダウンをマーク。再開後も厳しい追撃でレフェリーストップを呼び込んでいる。
 ウェルター級は養田竜輔(帝拳)が2回、サウスポー池田好治(宮田)に右を痛打してダウンを奪い、その後の反撃を押さえ込んで3-0判定勝ち。沼田康司(トクホン真闘)-清田広大(協栄)のスラッガー対決は初回に左フックで2度ダウンを奪った沼田が大差3-0判定勝ちで決勝進出を決めた。
 ライト級は金皙徹(ドリーム)を手数で打ちまくった小野寺洋介山(オサム)が3-0判定勝ち。別ブロックは栗原慎太郎(帝拳)の棄権により小木曽研二(塚原京都)が不戦で決勝進出となった。
 また8回戦特別試合は、無敗のホープ三浦数馬(ドリーム)が鈴木航一(ウィン三迫)の激しい出入りとホールドに強打を封じられて苦しい展開に。そして迎えた6回開始直後、突進した鈴木の頭が激しく当たって三浦は右眉上をザックリとカットして試合終了。単発ながら右アッパーで得たポイントがモノをいって3-0判定勝ちをコールされたが、負傷が痛かった。