坂田がスパー公開

2007年03月12日17時40分

 3月19日後楽園ホールでWBA世界フライ級王者ロレンソ・パーラに挑む坂田健史が協栄ジムで3ウランドのスパーリングを公開した。スパーに先立って行われた会見で坂田は「ウェイト、コンディションとも順調で試合が待ち遠しい。場数を踏んできたので、これまでの経験を生かして世界チャンピオンになりますので応援よろしくお願いします」と抱負を述べた。坂田は先代・金平正紀会長最後の弟子。桂一郎・現会長も「坂田は父と2人でした最初で最後の仕事。3月26日が8回目の命日となるので、ぜひともベルトを持って墓前に報告したい」と力を込めた。
 この日までにこなしたスパーは150ラウンド弱。ここ2ヵ月間、動かないサンドバッグなどは打たずスパーとミットで追い込んだトレーニングをしてきた。「パーラのイメージはできています。坂田はいい人なので(笑)、これまでクリンチ、ホールドなどレフェリーが分けるまで待っていた。しかし、今回は強引にでも振りほどいて攻撃の手を休めない。相手が反則スレスレのワザできても決して譲らないように意識付けてやってきました。お互い手の内はわかっているから大筋は変わらないでしょうが、こういう小さな進歩が大きな進歩につながると思います」とは大竹重幸チーフトレーナー。その言葉通り、白石豊士とのスパーは坂田が相手の仕掛けるクリンチ、ホールドを振りほどいてアグレッシブに攻め立てた。
 WBAは健康管理面から試合5日前の予備計量を新たに義務づけた。正規ウェイトから3パーセント超過がガイドラインだという。もっともこれ以上オーバーしていても罰則があるわけでもなく、WBAにその数字を報告するだけ。コンディションを計るひとつの目安にはなりそうで興味のあるところだが、計量は非公開でその結果は両陣営、マスコミなど外部には出さないという。WBCは試合の30日前、7日前に同様のウェイトチェックがある。