メイウェザー5階級制覇、デラホーヤに2-1判定 

2007年05月06日22時45分

メイウェザーが5階級制覇達成――5日(日本時間6日)ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われたメガファイト、WBC世界スーパー・ウェルター級タイトルマッチで、挑戦者のフロイド・メイウェザーが王者オスカー・デラホーヤ(いずれも米国)を2-1判定に破り、新チャンピオンとなった。1年ぶりリング登場のデラホーヤは、昨年マヨルガに勝って獲得した同王座の初防衛に失敗した。
今年一番のビッグマッチと注目された一戦は意外な展開をたどった。デラホーヤが前半から攻勢に出て、メイウェザーの左リード、右ストレートを堅いガードで防ぎつつ体力の差を活かしてプレッシャーをかけ、ボディーから顔面への連打で攻勢をアピール。メイウェザーのディフェンスも堅く決定打にはならない。メイウェザーもいつもの速く自在な攻防の動きがなく、守りに立つ場面が多かったが、それでも9ラウンドに打ち気に出て、以降動きの鈍ったデラホーヤに速い左右のブローが決まるようになり、最後は激しい打撃戦の中で終了ゴングが鳴った。
 戦前の予想では不利だったデラホーヤが、中盤までメイウェザーらしいボクシングをさせず、主導権を掌握した。ポイントでもやや上回っていたと見えたが、判定は逆。カツマレク一人が115-113でデラホーヤの勝ちとしただけで、残る2人は、ジアンパ116-112、ロス115-113とメイウェザーの勝ちを支持していた。この判定は大いに論議を呼ぶものだったが、デラホーヤは「負けた気はしないし、やるべきことはやったと思う。しかし、判定には敬意を表する」と語り、直接的な抗議のコメントを避けた。メイウェザーは「もう証明すべきことはない」と、引退を示唆したが、一方ではリマッチの噂も出ている。
 メイウェザー(30)は不敗の38連勝24KOをマークするとともに、S・フェザー級から始めて5階級目の世界タイトル獲得に成功した。デラホーヤ(34)はこれが5度目の黒星(38勝30KO)。