あきべぇ次戦は9月、バキロフと チーム亀田卒業しロシア修行も
「15連続KO」記録に王手をかける牛若丸あきべぇ(日本ウェルター級1位=協栄)の次戦に関する会見が1日、東京・新宿の同ジムで行われ、対戦相手としてWBAウェルター級12位ファルカド・バキロフ(ウズベキスタン)が内定したと発表された。試合はノンタイトル10回戦で、9月17日に後楽園ホールで行われる。当初、あきべぇは7月1日の坂田―バスケス戦前座で柏樹宗(三津山)戦が内定していたが、本人がタイトル戦かそれに準ずる試合を希望。そこで同ジムは一旦白紙に戻し、日本王者湯場忠志や東洋王者丸元大成らに声をかけたものの両選手とも次戦が決まっていたため、世界ランカーのバキロフと交渉に入った。正式決定には至っていないが、すでに相手側にOKをもらっているという。
バキロフ(35歳)は「マサ・バキロフ」として一時、日本のリングでも活躍。前東洋王者山口裕司と引き分け、湯場には負傷判定勝ちしているサウスポーだ。今年2月にユリー・ヌジェンコ(WBA2位=ウクライナ)とWBAインターコンチネンタル王座を争い、初黒星を喫している。「記録を狙うには難しい相手だとは認識しているが、あきべぇたっての希望で試合を組んだ。バキロフに勝利すれば、日本タイトルに挑戦したい」とは金平桂一郎会長。15連続KOの記録がかかる試合に難敵を選らんだことについて、あきべぇは「記録だからではなく、いい時期だと判断した」と話した。
また会見では、あきべぇの「チーム亀田卒業」も明らかにされた。あきべぇは昨年から亀田家入りし、史郎トレーナーの下でトレーニングを積んできたが、このほど一年間の“契約期間”が満了したもの。国内ではスパー相手にも不足するため、今後は海外修行で世界の色んなボクサーを相手に腕を磨く方針。7月1日の坂田戦でキルギスタンの選手とエキシビションを披露した後、約1ヶ月間のロシア修行(モスクワ、サンクトペテルブルク)に出る予定だ。「一旦、亀田家を卒業し、今度は海外で鍛えてもらいたい」と会長は狙いを語った。あきべぇは「(チーム亀田入りして)家も移し、ご飯も練習も色々とお世話になった。世界チャンピオンになるのが恩返し。出て行くときには『頑張れ』と温かく見送られた」と話した。《写真は心機一転のあきべぇを挟んで右に金平会長、左にバキロフ戦参謀を務めるジミンコーチ》
