リナレス、パナマで2階級制覇 ガルシアを5回TKO

2008年11月29日15時50分

“エル・ニーニョ・デ・オロ(ゴールデンボーイ)”が2本目のベルト奪取――28日(現地時間)、パナマ市で行われたWBA世界S・フェザー級王座決定12回戦は2位のホルへ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)が9位ワイベル・ガルシア(パナマ)に5回1分8秒TKO勝ちし、新チャンピオンに輝いた。この空位の王座はリナレスの同僚エドウィン・バレロが返上したもので、リナレスはWBCフェザー級王座に続く2階級制覇に成功。
 試合は、積極的に右クロスを伸ばしてくるガルシア(20勝14KO5敗)に対しリナレスが左ストレートを突き刺し右をカウンターする展開。右肩の負傷で約11ヶ月ぶりのリングとなるリナレスは、ガルシアの力強いアタックをさばきながら迎えた5回、左フックからの右ストレートで相手をぐらつかせると上下に集中打を浴びせ、レフェリーのストップを呼び込んだ。
 勝利の瞬間、キャンバスにヒザをついて喜びを表したリナレス(23歳)は「ヒルベルト・メンドサ(WBA)会長のおかげで日本に行き、世界を獲れた。日本の皆さん、帝拳ジムに感謝している」とコメント。4回あたりからガルシアをKOできると確信したという。デビュー以来の無敗レコードは26(17KO)に伸びた。日本のジム所属選手の2階級制覇は戸髙秀樹(S・フライ、バンタム)以来6人目の快挙となる。
 またセミで行われたWBAフェデラテン・フライ級タイトルマッチは、王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)が日本でもお馴染みの元ミニマム級王者ノエル・アランブレット(ベネズエラ)を初回2度倒しTKO勝ちした。WBA7位にランクされるコンセプシオン(23歳)はこれで15勝11KO1敗の戦績。