川崎、KOで有終の美 日本2位小口は敗れる
2008年12月02日00時59分
異色の“元極道ボクサー”が涙でファンに別れを告げた--。1日夜後楽園ホールで行われたS・ウェルター級10回戦で、日本S・ウェルター級7位・川崎タツキ(草加有沢)はタイのペットナムエーク・シットサイトーン(タイ)と対戦、2回3回に計4度のダウンを与えて3回51秒レフェリーストップによるTKO勝ちを飾った。
かねてからこの試合をラスト・ファイトと決めていた川崎(36)は、試合直後のリング上で催された引退セレモニーに臨んだ。ファンが投げ込んだ青のテープで埋め尽くされたリング上で、生後9ヵ月の愛娘、璃依紗(りーさ)ちゃんを抱き、優香夫人とともにファンに感謝の言葉を述べた。「とっくのとうに死んでるはずの自分が、こうして頑張れた。第2の人生もしっかりやります」と満員のファンに約束。何度も涙で胸をつまらせながら、最後はしみじみと10カウントを聞いた。
なおこの日のセミの8回戦に登場した川崎の同僚“カツラボクサー”こと小口雅之(日本S・フェザー級2位)は木村勇大(石川)と接戦の末0-3の判定負けを喫している。
